複々線化の完成で小田急の痛勤ラッシュが変わります!

小田急新ダイヤ
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目 次

1運行本数の増発
..により混雑率が緩和します
.○列車運行本数
.○列車内の平均混雑率

2列車種別・停車駅の変更

..2.1ダイヤ改正前の種別・停車駅
……○快速急行
……〇急  行
〇多摩急行
……〇準  急
……〇各駅停車
……○特急(ロマンスカー)

..2.2ダイヤ改定に伴う
…….列車種別の新設
….○急  行
….○通勤急行
….○通勤準急
….○準  急
….○特急ロマンスカー

..2.3ダイヤ改定に伴う
……停車駅の変更
○快速急行
○急  行
○準  急
○多摩急行
○各駅停車

3ダイヤ改正後
..ラッシュピーク時の概要

..3.1ラッシュピーク時
……下北沢着8:00前後の1時間
……の列車種別イメージ

..3.2主な駅から「新宿」までの
…….所要時間の短縮効果
…….(ラッシュピーク時)

4町田・相模大野における
..ダイヤ改正前との比較検討のまとめ

..4.1快速急行・急行・準急
……の新ダイヤでわかること
….○新宿方面に通勤される方
….○大手町方面に通勤される方
….○まとめ

代々木上原 ~ 登戸、11.7kmの複々線化の完成によるダイヤ改正(2018年3月実施予定)により、町田・相模大野から都心への通勤環境が大幅に変わることになります。

複々線化の完成に伴い、朝ラッシュ時における列車運行本数の大幅増発が可能となり、「全体的な輸送力UP」「快速急行の増発、急行から快速急行への振替え」により、町田 ~ 新宿 30.8kmまでの所要時間が最大で12分短縮、37分で新宿に到着できる様になります。

また、千代田線直通列車や多摩線・江ノ島線からの新宿への直通列車を大幅に増発、乗り換えを減らすことで乗客の利便性を図り運行効率を高めています。

新ダイヤでは複々線化の完成に伴い輸送力が40%UPしますので、平均混雑率150%を目論んでいますから、 新ダイヤは「痛勤ラッシュ」から「通勤ラッシュ」に変わります。

町田・相模大野における2018年3月のダイヤ改正の要点をまとめてみました。

1
運行本数の増発
により混雑率が緩和します

ラッシュピーク時(下北沢着8:00前後の1時間)の列車本数を27本から36本に増やし、輸送力40%UPにより、列車内の平均混雑率が192% から150%程度まで改善します。

列車運行本数

ラッシュ時の運行本数・現行

ラッシュ時時運行本数・新ダイヤ
列車内の平均混雑率

列車内混雑率・現行列車内混雑率・新ダイヤ小田急電鉄

2
列車種別・停車駅の変更

2.1
ダイヤ改正前の
種別・停車駅


快速急行

  • 快速急行は特急(ロマンスカー)に次いで、停車駅が少ない種別になります。
  • 停車駅は、新宿・代々木上原・下北沢・新百合ヶ丘・町田・相模大野・海老名・本厚木~新松田の各駅・小田原になります。
  • 下りの方面の列車の一部は、相模大野から小田急江ノ島線に直通運転しをしています。
  • 停車駅は、中央林間・大和・湘南台・藤沢・片瀬江ノ島です。

急  行

  • 停車駅は、快速急行の停車駅 + 成城学園・登戸・向ヶ丘遊園になります。
  • 平日の日中・土休日は終日 経堂にも停車します。
  • 急行列車の一部は、新松田 ~ 小田原の各駅にも停車します。
  • 上りの一部列車は、代々木上原から東京メトロ千代田線に直通。
  • 下りの一部列車は、新百合ヶ丘から小田急多摩線に直通。
    停車駅は、栗平・小田急永山・小田急多摩センター・唐木田になります。
  • 下りの一部列車は、相模大野からは小田急江ノ島線に直通運転をしています。
    停車駅は、快速急行の停車駅 + 南林間・長後です。
    急行列車の一部は、本鵠沼・鵠沼海岸にも停車します。

多摩急行

  • 上り下り方面とも、全列車が東京メトロ千代田線に直通します。
  • 停止l駅は、急行の停車駅に経堂を追加しますが、向ヶ丘遊園は通過します。

準  急

  • 新宿・代々木上原・下北沢・経堂・成城学園前・登戸~新松田間は、各駅停車。
  • 列車の一部は、代々木上原から東京メトロ千代田線に直通運転されています。

各駅停車

  • 各駅に停車します。
  • 各駅列車の一部は、新百合ヶ丘~多摩線、相模大野~江ノ島線、小田原~箱根登山鉄道に乗り入れています。

特急(ロマンスカー)

  • 小田急線において最速で最も停車駅が少ない種別です。
  • 乗車には、別途特急料金が必要となります。
  • 箱根登山鉄道・JR御殿場線・東京メトロ千代田線に直通する列車もあります。

2.2
ダイヤ改定に伴う
列車種別の新設


急  行

  • 日中、唐木田~新宿直通を新設。

通勤急行

  • 平日朝の通勤時間帯(上り方面)のみに運転。
  • 停車駅は、唐木田・小田急多摩センター・小田急永山・栗平・新百合ヶ丘・向ヶ丘遊園・成城学園前・下北沢・代々木上原・新宿になります。

通勤準急

  • 平日朝の通勤時間帯(上り方面)のみに運転。
  • 全列車が千代田線直通となります。
  • 停車駅は、本厚木~登戸までの各駅と、成城学園前・経堂・下北沢・代々木上原・東京メトロ千代田線各駅です。

準  急

  • 向ヶ丘遊園~東京メトロ千代田線直通を新設。

特急ロマンスカー

  • 朝方の新宿・大手町方面の通勤ロマンスカーを「モーニングウェイ号」「メトロモーニングウェイ号」に変更。
  • 土休日に「北千住~片瀬江ノ島」を結ぶ「メトロえのしま号」を新設。
    停車駅は、北千住・大手町・霞ヶ関・表参道・成城学園前・相模大野・藤沢・片瀬江ノ島になります。

2.3
ダイヤ改定に伴う
停車駅の変更

快速急行

  • 多摩線に快速急行を新設。
    多摩線内の停車駅は、栗平・小田急永山・小田急多摩センター・唐木田になります。
  • ダイヤ改正に伴い、登戸に全ての快速急行が停車することになりました。

急  行

  • 経堂を平日夕方下りのみ通過に変更しました。

準  急

  • 従来の停車駅に千歳船橋、祖師ヶ谷大蔵、狛江を加え、全列車が東京メトロ千代田線直通に変更になります。

多摩急行

  • 多摩線に快速急行を新設したことで、多摩急行は廃止されることになりました。。

各駅停車

  • 列車の一部は、代々木上原から東京メトロ千代田線に直通運転となります。
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3
ダイヤ改正後
ラッシュピーク時の概要

3.1
ラッシュピーク時 下北沢着
8:00前後の1時間
の列車種別イメージ

ラッシュピーク1時間の列車種別

小田急電鉄

○新宿方面
「快速急行」12本

「通勤急行」..6本
「各駅停車」..6本
 …………….計24本

○東京メトロ千代田線方面
「通勤準急」..6本
「各駅停車」..6本
……………計12本
…………合計36本の運転になります。

従来の「急行」が速達性の高い「快速急行」に振り替わり、全体では運行本数も増加していますし、千代田線直通の「通勤準急」の大幅増発により、乗り換えなしでの新宿・大手町方面への輸送力が大幅に高まっていることがわかります。

「多摩急行」は廃止されるものの、新宿直通の「通勤急行」「急行」が新設されるに伴い、多摩センターは始発の本数が大幅に増えますので、多摩線利用者の着座率は大幅にUPしますね!

3.2
主な駅から「新宿」までの
所要時間の短縮効果
(ラッシュピーク時)

 小田急ダイヤ改正に伴う新宿までの所要時間の変化

小田急電鉄

○ダイヤ改正前と改正後の
新宿までの所要時間

  • 経 堂:21↘14分
  • 登 戸:27↘18分
  • 町 田:49↘37分
  • 小田急
    多摩センター:54↘40分
  • 海老名:61↘51分
  • 大 和:62↘52分
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4
町田・相模大野における
ダイヤ改正前との比較検討
のまとめ

…………..単位:本数
平日:6:00~7:00
「特  急」..2 →..2
……………..町田発 2
「快速急行」..0 ↗..6
「急行新宿」..9 ↘ .0
「急行千代」..0 ↗..2
「準急千代」..1 ↗..3
「準急新宿」..1 ↘..0
「各停新宿」..6 →..6

平日:7:00~8:00
「特  急」..0...0
「快速急行」..0.↗12
「急行新宿」12...0
「準急千代」..3...5
「準急新宿」..2...0
「各車町田」..3...1
「各停新宿」..4...6

平日:8:00~9:00
「特  急」..0 ↗..1
……………..町田発 2
「快速急行」..3 ↗..7
「急行新宿」..6 ↘..3
「急行千代」..0 →..0
「準急千代」..2 ↘..1
「準急新宿」..2 ↘..0
「各停町田」..4 ↘..1
「各停新宿」..4 ↗..6

4.1
快速急行・急行・準急
の新ダイヤでわかること

………………..単位:本数
 平日:6:00~7:00

・新宿方面………10...6
・千代田線直通…..1...5

平日:7:00~8:00
・新宿方面………14..12
・千代田線直通…..3.5

平日:8:00~9:00
・新宿方面………11..10
・千代田線直通…..2.1

町田・相模大野駅における6:00~9:00までの運行本数
・新宿方面…….. 35..28         
・千代田線直通…...11
……….………..41..39



新宿方面に通勤される方

  • 6:00~9:00の間では、運行本数が合計で7本も減少しています。
    新宿と大手町方面の通勤時間のタイムラグを考慮したのか、6:00~7:00のでの間で4本と大幅に本数を減らしています。
  • 多摩線では新宿直行の「通勤急行」が新たに新設されていますので、新百合ヶ丘から先の混雑は従来よりも緩和されることが予測されます。
    多摩線に「通勤急行」新設され「多摩急行」が廃止されたため、新宿方面(減)千代田線直通(増)にしたと考えられます。
  • 種別は「急行」が速達性の高い「快速急行」に振り替わっていますから、新宿までの所要時間は短縮されます。
  • 相模大野に入線する江ノ島線からの快速急行は、
    6:00~7:00 3本
    7:00~8:00 6本
    8:00~9:00 5本

    相模大野発の快速の内、1/2は江ノ島線からの入線になります。
    7:09藤沢(発)のJR湘南新宿ライン快速・高崎行では、新宿に8:07(着)所要時間58分
    に対して、小田急の新ダイヤは藤沢から70分程度で新宿に到着します。
    ・ 

    所要時間では、JR湘南新宿ライン快速・高崎行きの優位性は変わりませんが、小田急は藤沢(始発)がほとんどですから、座って新宿まで通勤することができます。
    このため、
    新ダイヤでは、湘南新宿ラインから小田急に乗り換えられる乗客も多数おられると予測されます。
     ・
    同様に小田急多摩線においても京王相模原線と競合しています。
    今回のダイヤ改正では千代田線直通の「多摩急行」を廃止して、新宿駅直通の「通勤急行」を新設しています。

    ・多摩センター6:55分(発)
    新宿            7:37分(着)
    所要時間42分
    ・多摩センター7:08分(発)
    新宿…..…… 7:48分(着)
    所要時間40分
    ・多摩センター7:15分(発)
    新宿…………7:53分(着)
    所要時間43分

    これに対し京王相模原線は。。。。

    ・京王相模原線急行・本八幡行 
    多摩センター.7:02分(発)
    新宿………….7:51分(着)
    所要時間49分
    ・京王相模原線区間急行・新宿行 
    多摩センター7:06分(発)
    新宿…………7:58分(着)
    所要時間52分

    小田急新ダイヤでは、新宿までの所要時間が京王相模原線より10分程短縮されます。
    「多摩センター~新宿」の間では小田急の優位性が複々線化により確立されました。
    さらに、「小田急多摩センター」を始発駅とすることで、座って新宿に直行することができる様になりました。
    このため、京王相模原線の橋本(始発駅)の次駅「多摩境」~「京王多摩センター」にお住まいの京王線利用者の小田急多摩線への乗り換えを促しています。

    小田急多摩センター(発)を全て「通勤急行」として新宿(着)とすることで、京王相模原線とのガチンコ勝負になります。

    新宿間までの所要時間の優位性に加えて、始発駅で新宿まで座って直行できるため、相当数の乗り換え乗客がガッツリ見込めます。

    多摩線でのガチンコ勝負の余波で千代田線直通が小田原線に振り替わっています。

  • 海老名においても、2015年に「三井ショッピングららぽーと海老名」の開業に伴い宅地の開発が促進されていますし、新宿までの所要時間が61分から51分に短縮されるため、小田急不動産等が主体となりタワーマンションが大規模開発されています。
    近い将来、海老名の乗降客が増加することが予測されます。
  • 公表された新ダイヤを見る限りでは、新宿方面における相模大野(始発)はなくなります。

上記の内容をまとめてみますと。。。。

  • 町田・相模大野から新宿までの所要時間は、最大12分短縮されるため、朝のラッシュ時においても40分程度で新宿に向かうことができる。
  • 新宿方面に向かう本数が7本減になったため、利便性は悪化した。
  • 相模大野からの始発が無くなるため、快速・急行を含め相模大野から座って新宿駅に向かうことはできなくなった。
  • 新宿方面に向かう列車本数が7本の減、JR湘南新宿ラインからの乗り換え客の増、海老名タワーマンション群の大規模開発などを考慮すると、町田・相模大野から新宿方面に乗車する方は「混雑が大幅に緩和」は実際に新ダイヤが始まらないとわからないのが実情ではないでしょうか?

大手町方面に通勤される方

  • 千代田線直通の「通勤準急」「急行」の5本増発により利便性が高まり、乗り換えなしで大手町方面へ向かうことが可能となりました。
    まさに「都心へのダイレクトアクセス」ができる様になりました。
  • 従来は、相模大野を東京メトロ千代田線・綾瀬行7:07分に出発しますと大手町に8:14分着(67分)。
    新ダイヤの「通勤準急」相模大野7:12(発)に乗車しますと大手町8:20分着(68分)所要時間の短縮は「通勤準急」では期待できない様です。
  • 急行の千代田線直通は、6:00~7:00の間2本運行していおり(6:04・6:25)、おおむね60分程度で大手町に到着します。
    ただ、6:04、6:25相模大野(発)では時間が早すぎますね。
  • 多摩急行が廃止されたこともあり、新百合ヶ丘から先の区間では大手町方面に向かう乗客が乗車される可能性が従前よりも高くなりますので「混雑が大幅に緩和」は期待できないかもしれません。
  • 6:59分相模大野発の「通勤準急」は、相模大野始発となりますから、並んで座わることが出来れば、眠って大手町まで通うことが可能です。

まとめ

 町田・相模大野においては、「新宿までの所要時間は短縮」「都心方面へのダイレクトアクセス」は期待できますが、小田急電鉄が他社線からの乗り換えを増を目論んだダイヤを組んでいますから「混雑が大幅に緩和」は??ですし、新宿方面へは、町田・相模大野からは「座って快適通勤」は×××と考えられます。
また、千代田線直通においては「大手町までの所要時間の短縮」とはいかない様です。


ダイヤ改正に伴い大きなメリットを受ける駅は、始発が大幅に増加する藤沢・小田急多摩センターですね!

以上、「複々線化の完成で小田急の痛勤ラッシュが変わります!」でした。

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