米軍機の騒音(町田・相模大野)

オスプレイ
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目 次

1米軍機の騒音
(町田・相模大野)

.1.1航空機騒音苦情件数

2空母艦載機の岩国移駐

..2.1岩国市長
……米空母艦載機の受け入れを表明

..2.2厚木基地の今後

3ヘリコプターの騒音

4小中学校エアコン設置状況

1
米軍機の騒音

厚木基地は、神奈川県の大和市、綾瀬市、海老名市にまたがり敷地は510ha、東京ドーム109個分の広さです。 相模鉄道さがみ野駅または相模大塚駅から徒歩約20分に位置しています。

基地には「米西太平洋艦隊航空司令部」「米海軍厚木航空施設司令部」が駐留しており、横須賀を母港とする空母ロナルド・レーガンに搭載されている艦載機の訓練、整備、補給も行っています。海上自衛隊の「航空集団司令部」も共同使用しており、日本周辺海域の監視、航路の安全確保などを主な任務としている。

基地滑走路の延長線上の約7Km先が町田・相模大野駅の周辺で、離着陸時の飛行ルートになるために騒音が生じます。

横須賀に空母が入港する前に洋上から艦載機が厚木基地に飛来し、空母が横須賀を出港すると、洋上の空母に帰還します。

出典:深夜の友は真の友

滑走路を空母甲板に見立てた離発着訓練・編隊飛行訓練・哨戒機などの夜間訓練が行われるため、基地周辺や飛行ルートにあたる地域は騒音に脅かされます。

航空機騒音のうるささを評価するうるささ指数 W値基準があります。
騒音の大きさや継続時間・回数・深夜早朝などの発生する時間帯も考慮補正して数値を算出します、国の環境基準では住宅地域は70以下と規定されています。

W値75以上の区域では、国の住宅防音工事の助成対象となる場合があります。
W値によって工事内容が異なりますが、防音サッシ、防音建具、換気扇、冷暖房器具等が助成の対象となります。 町田市と相模原市の助成対象地域は下記にて確認してください。

町田駅周辺は、全域がW値75以上ですが、相模大野駅周辺では、オレンジ線で囲まれている、米軍の相模原住宅を境にW値75以下となり、助成対象地域から外れています。 助成対象地域外は米軍機の騒音被害が少ない地域となりますので、お住まい選びの時に参考になります。

 

町田駅周辺・防音工事区域
町田市助成対象区域:
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相模大野駅周辺・宅防音工事区域


相模原市助成対象区域:
相模原市 › 市政情報 › 基地問題 › 住宅防音工事の概要 › 住宅防音工事対象区域図

 

1.1
航空機騒音苦情件数

年 度 町 田 相模原
4~3月
2006

409

782

1,191
2007 383 1,059 1,442
2008 103 682 785
2009 243 927 1,170
2010 93 411 504
2011 614 921 1,535
2012 531 974 1,505
2013 1,045 1,035 2,080
2014 630 688 1,318
2015 751 585 1,336
2016 1,485 642 2,127

市役所に寄せられた航空機騒音の苦情件数で、2016年は4月~12月の集計件数になります。年度によって苦情件数にバラつきがありますが、空母の入港回数、艦載機の機種、飛行ルート、個人差などがありますので苦情件数の増減理由は説明できません。

相模原市の2006年~2015年の苦情件数の平均は806件です。
かなりアバウトなのですが、2016年12月の相模原市南区の想定人口が277,629人ですから、南区に居住する方の内25%が相模大野周辺に居住していると想定すると、69,407人となり、苦情件数の発生率は人口比で1.16%です。

町田市も同様に計算してみると2006年~2015年の平均苦情件数は480件です。
2016年12月の想定人口428,572人の内20%が町田周辺に居住していると想定すると、苦情件数の発生率は人口比で0.56%となります。

苦情の割合が意外に少ないと思いませんか?
管理人は都内に通勤しているため、四六時中、市内にいるわけではありませんが、相模大野周辺に居住して30年近くになります。
線路沿いに居住されている方が電車の音に慣れてしまう様に、長年住んでいると航空機の騒音に慣れてしまうのかもしれませんね。


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2
空母艦載機の岩国移駐

2006年に日米両政府が合意した在日米軍再編に基づき、2017年7月以降、空母艦載機部隊を厚木基地(神奈川県)から岩国基地(山口県)へ段階的に移駐するとの発表がありました。
早期警戒機E-2Cの後継機にあたるE-2Dが新たに第5空母航空団に配属され、2月上旬に岩国基地に配備予定。 艦載機の移駐計画は米側の運用により時期を変更することがあり得るが、7月以降、FA-18 スーパーホーネット4部隊、EA-18G部隊、C-2部隊が順次、岩国基地に移駐される。

c-2

C-2

空母艦載機の岩国基地移駐に伴い、軍人・軍属・家族、約3,800人が岩国基地へ移動する予定。発表が実施されると、空母ロナルド・レーガンの横須賀港入港時に艦載機は岩国基地で訓練、整備、補給をするため、厚木基地の艦載機騒音問題はかなり改善することになります。管理人としては、 岩国基地周辺の騒音被害を考えると複雑な気持ちになります。

硫黄島で行われている米軍空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)について、米軍は厚木飛行場から1200km離れていることに距離的な不満を抱えており、政府は空母艦載機を岩国基地に移転すると伴に、岩国基地から400㎞離れている鹿児島県の馬毛島(種子島の西方12Km)に離着陸訓練の移転を検討しています。

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2.1
岩国市長<米空母艦載機の受け入れを表明>

米空母艦載機の山口県岩国基地への移駐計画に関し、岩国市の福田良彦市長は、2017.06.23の市議会定例会の本会議において、移駐受け入れを容認する方針を表明しました。
受け入れ理由としては、「北朝鮮情勢など日米同盟の安全保障上の観点」「条件としていた米軍再編関連の交付金の増額・延長、安全対策、地域振興策に関して国との協議で成果が得られたこと」「米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設の進展が見られる」ことを理由として掲げています。
岩国市が受け入れを表明したことで、基地周辺の和木町、周防大島町も近く容認の判断を示すとみられ、山口県の村岡嗣政(むらおかつぐまさ)知事も地元の意向を追認し開催中の県議会で表明する方針です。

艦載機のの移転は、早ければ7月から始まる見通しで、2018.05までにはFA18スーパーホーネットなど主力戦闘機61機厚木基地から岩国基地移駐することで、岩国基地の米軍用機120機となる見込みで、沖縄県嘉手納基地とならび極東地区最大の米軍航空基地となります。

 

2.2
厚木基地の今後

岩国基地への移転が進むことで、厚木基地周辺の騒音問題は大幅に軽減されるとが予想されますが、移駐後の厚木基地の運用方針については、在日米軍からは開示されいない状況です。
今後、在日米軍および国に対して情報開示を求める声が高まることが予測されます。

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3
ヘリコプターの騒音

キャンプ座間北西部(相模原市南区・峰山霊園近隣)のキャスナー飛行場は、在日米陸軍のヘリコプター(UH-60Lブラックホーク)5機が配備さており、主に基地間移動に利用されています。
パイロットの技術維持を目的とした訓練や、空母ロナルド・レーガンの横須賀入港時には、空母艦載ヘリがキャンプ座間に飛来して訓練を行います。  訓練では、地上のヘリポートを空母甲板に見立て離着陸訓練をしたり、相模川や基地周辺の上空において、低空・旋回飛行が繰り返し行われるため、ローターの騒音や振動が周辺の住民に被害を及ぼしています。

基地近隣の双葉小・麻溝小・北里大学病院の上空も飛行することがあり、 飛行コースの地域住民を中心に不安な声が上がっています。また、相模総合補給廠には、ヘリコプターは配備されていませんが、横田基地の米空軍ヘリコプターが補給廠のヘリポートを用いて、低空・旋回の飛行訓練を行っていますので、周辺住民から市へ苦情が寄せられています。

管理人の体感では、低空で長時間、周辺を旋回するため、ローターの振動音が体幹に響き、戦闘機の爆音よりも気になります。 2014年では、キャンプ座間の周辺では74件、相模補給廠の周辺では109件の苦情が相模原市に寄せられています。

空母艦載機は2017年を目途に岩国基地へ移駐すると発表されていますが、ヘリの移駐についての情報はありません。

UH-60A

UH-60L

4
小中学校エアコン設置状況

町田市内全ての小中学校(50校)については、2013年度にエアコンの設置を完了しています。
相模原市では、市内の小中学校109校の内、住宅防音工事助成区域内の18校・廃棄物処理場などに近い5校・旧津久井地区の2校について2012年度までに設置工事をを完了しています。 引き続きエアコン設置を進めており、相模原市では2019年度までに全109校の設置を目標としている。

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