厚木基地騒音賠償金の原告に参加しますか?

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目 次

1チラシの記載内容

..1.2騒音賠償金
…….受け取りまでの流れ

2騒音賠償金受け取りの根拠

3厚木基地周辺の騒音指定地域は?

4町田・相模大野周辺の
..該当地域は?

5まとめ

6厚木基地爆音訴訟の
..第5次原告団が団結式「追記1」

7厚木基地爆音訴訟の
..第5次原告団が提訴「追記2」

8横田基地騒音訴訟
..過去分の騒音賠償・国に命じる
..(参考)「追記3」

朝刊の折り込みに、綾瀬市、海老名市、相模原市、座間市、茅ヶ崎市、町田市、藤沢市、大和市にお住まいの皆様へ「厚木基地騒音賠償金をご存じですか?」と書かれているチラシが入っていました。

興味が惹かれるタイトルでしたので調べてみました。

1
チラシの記載内容

過年度の厚木基地騒音訴訟における判決で、厚木基地周辺の騒音指定地域に居住されている方は、騒音問題に関する訴訟手続きを経ることで、国から賠償金として1人当たり毎月最大2万円を3年分遡って受け取ることが出来きます。


(最大)

2万円×12ヶ月×3年=72万円
4人家族なら、288万円大きいですよね!
住宅防音工事の助成を受けた方も対象です!

 

着手金は無料で、完全成功報酬制ですから、①自身や家族が賠償金の対象となるか? ②対象になったらいくらの賠償金を請求できるか? を無料で弁護士が判断いたしますから調べてみませんか? との内容です。

(弁護士費用等)
・相談料0円
・着手金0円
・弁護士報酬
(賠償金の18% + 10,000円)

 

 

1.2
騒音賠償金
受け取りまでの流れ

①弁護士事務所へお問い合わせ
( フリーダイヤル or メール )
②弁護士による受給可否の無料診断
③裁判所への申し立て
④勝訴判決確定後の賠償金の受取り

と記載されています。

 

受給対象者との判定後、正式に依頼する場合、本籍地記載の住民票のほか、訴訟をするための委任状、その他必要書類を弁護士に提出して国に対して裁判を起こします。


裁判所への申し立てから賠償金の受取りまでを過去の裁判に照らすと、3年~5年程度はかかるのでは思われます。


現状は、裁判所に申し立てる原告団を弁護士事務所が募集している状況と考えられます。

厚木基地損害賠償金広告 裏

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2
騒音賠償金
受け取りの根拠

厚木基地周辺の住民による騒音訴訟は、1976年に最初の厚木基地騒音訴訟が横浜地裁に提訴されて以来、計4回(直近では2007年 原告7,054名)提訴されています。

過去4回の提訴の要旨は、おおむね下記2点に絞られます。

  • 米軍および自衛隊機の夜間飛行の差し止め
  • 過去~将来に渡る損害賠償の請求

 

対して判決は、

  • 米軍飛行差し止め「却下」
  • 自衛隊飛行差し止め「棄却」
  • 騒音被害については認めるが、賠償金額は被害の程度に応じる
  • 本訴提起日の3年以前の騒音損害については時効により請求権が消滅
  • 将来の騒音被害に対する損害賠償は訴えは「却下」

としています。

過去4回行われた騒音に関する損害賠償の判決をまとめますと

  • 騒音被害における損害賠償は、過去3年分の賠償期間が適用される
  • 被害の程度に応じて賠償額が認められる
  • 損害賠償金の根拠は解りませんが、月20,000円 + 弁護士料(最大)

上記のことからも、再び、厚木基地周辺8市に3年以上居住する方が、厚木基地の騒音被害で国を提訴すれば、過去の判例に基づき過去3年の損害賠償金を受け取ることは可能です。

なお、岩国市の福田良彦市長が2017年6月23日に米空母艦載機の受け入れを表明しており、2018年5月頃までには主力戦闘機61機が厚木基地から岩国基地へ移駐する予定ですから、空母艦載機の岩国基地移駐後はどの様になるかは不明です。

 

3
厚木基地周辺の
騒音指定地域は?

2007年に提訴された厚木基地騒音訴訟では、厚木基地周辺の大和市、綾瀬市、相模原市、町田市などの地域に住む7,054人が原告となりました。

原告は、防衛省が住宅防音工事を助成する基準とする「うるささ指数」75w以上の地域に居住している方々です。

2016年12月8日の判決においても、過去の騒音被害についての賠償は認められています。

この判決から、厚木基地周辺の「うるささ指数」75w以上の地域に居住されている方々は、騒音賠償金を受け取ることが可能になります(住宅防音工事をされた方も原告に加われます)

 

4
町田・相模大野周辺の
該当地域は?

「うるささ指数」75W以上の地域は、防衛省が住宅防音工事を助成する地域です。

厚木騒音訴訟地図1

厚木騒音訴訟地図2

厚木騒音訴訟地図3

地図蔵

5
まとめ

厚木基地周辺の住宅防音工事の助成は1975年からに始まりました。
助成当初は、大和市、綾瀬市に内で「うるささ指数」85w以上の地域が助成対象でしたが、航空機の運用状況の変化、空母艦載機の機種変更、「うるささ指数」の厳格化がが図られたことでから助成対象地域は大幅に拡大しました。

直近では、2006年に茅ケ崎市の一部が対象地域となり、計8市で約10,000ha、約244,000世帯が住宅防音工事の助成対象になっています。

過去4回の厚木基地騒音訴訟の原告は、合計で12,353人ですから、今後も弁護士事務所が主体となり、厚木基地騒音賠償金の請求は加速していくのではないかと考えられます。

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〇内部リンクです
興味がある方はクリックして
ください(別窓で開きます)
米軍機の騒音町田・相模大野

 

6厚木基地爆音訴訟の
..第5次原告団が団結式
.「追記1」

厚木基地の航空機騒音を巡る厚木基地騒音訴訟の第5次原告団の結団式が7月22日、大和市鶴間の市保健福祉センターで開かれ、近隣住民の約360人が参加した。

原告団への加入者は、約7,500人となっており、来月4日には、書類が整っている約6,063人が横浜地裁に提訴する予定です。

第5次では第4次と同様に、「騒音被害に対する民事損害賠償」と「飛行差し止めの行政訴訟」の2本立てで争う予定。

「第5次厚木基地騒音訴訟実行委員会」は今月から、被害範囲と認定されたうるささ指数(W値)75以上の騒音区域にある周辺8自治体の約25万世帯に、原告団への参加を呼びかけるチラシを配布して、秋口の追加提訴までに10,000人程度の原告団を目指すとしています。

 

第5次厚木基地騒音訴訟実行委員会
原告団参加の問い合わせ
TEL 046-200-5332

 

7厚木基地爆音訴訟の
..第5次原告団が提訴
.「追記2」

厚木基地騒音訴訟の第5次原告団 6,063人が8月4日、横浜地裁に「第5次厚木基地騒音訴訟」を起こしました。
「夜間・早朝の飛行差し止め」行政訴訟と「総額86億円の損害賠償」民事訴訟の2本立てとなっています。
民事訴訟については、過去3年間の騒音被害に、従来の訴訟の倍額となる1人(月額)40,000円の損害賠償と将来分の賠償も合わせて請求しています。

 

8
横田基地騒音訴訟
過去分の騒音賠償
・国に命じる
(参考)「追記3」

米軍横田基地(東京都福生市)の周辺住民約1,000人が、米軍機と自衛隊機の夜間・早朝の航空機の飛行差し止めと騒音被害に対する損害賠償(第2次新横田基地公害訴訟)を国に求めた訴訟で、東京地裁立川市部裁判長(瀬戸口壮夫)は 2017.10.11日、騒音被害(過年度分)を認定し、国に総額618百万の賠償を命じた。

1976年以降、横田基地の騒音をめぐり相次いで集団訴訟が提訴され、国に過年度分の賠償が命じられてきました。

○国の主張

  • 住宅防音工事などの助成対策により被害は軽減。
  • 上記の対策を考慮した上で、賠償対象を決定し、賠償額を算定すべきとの主張。

○原告団の主張

  • 米軍機と自衛隊機の夜間・早朝の航空機の飛行差し止め。
  • 将来分も含め1人月22千円を請求。
  • 「うるささ指数(W値)」75を下回る地域を対象に含めることを主張。

○瀬戸口裁判長

  • 住宅防音工事への助成対策等は限定的で間接的な効果しか認められない。
  • 93年に日米間で合意した夜間早朝における飛行制限について、国側から米軍に合意内容を順守させる働き掛けをした形跡はないとして、騒音被害の抜本的解決のための努力を果たしているとは言えない。
  • 米軍機の飛行差し止めについては、「支配の及ばない第三者の行為」とし、飛行差し止め請求を避けた。
  • 将来分の賠償についても不適法として却下。

 

○判決内容

  •  騒音により、日常生活の妨害(睡眠・会話の中断・家族のだんらん)や不安感等の心理的な被害が生じている。
    「うるささ指数(W値)」75以上の区域に住む原告に限り、過去の騒音被害618百万を国に賠償する様に命じた。

  ( 月額1人 )

  ・75W: 4,000円
  ・80W: 8,000円
  ・85W:12,000円
  ( 出典:毎日新聞 )

 

以上「厚木基地騒音賠償金の原告に参加しますか?」でした。

 

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