町田駅 乗り換え(小田急線~横浜線)

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目 次
1 町田駅 乗り換え
…小田急線と横浜線の乗換え
2 小田急線と横浜線の町田駅は
…なぜ離れているの?
..2.1 地形の影響
… …2.1.1 玉川学園前より見た
……………町田駅のホーム
……2.1.2 町田駅北口の急坂
..2.2 商店街の反対
町田駅 乗り換え
・小田急線と横浜線の乗り換え
慣れていれば5分、初めての方でも人の流れに沿って行けば7分以内に乗り換えができます。
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小田急線西口と横浜線中央口を結ぶ連絡通路(ペデストリアンデッキ)は2本あります。
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1980年の横浜線町田駅の移設時に丸井側(屋根あり)が開設され、小田急線と横浜線の乗換通路として利用されていましたが、沿線の人口の増加に伴いデッキ1本では足りなくなったため、モディ・東急ツインズ側にも1993年にデッキが新設(屋根なし)されました。
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小田急線町田駅西口を出て左方向に進みます。
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左手にモディーを見ながら通り過ぎますと、連絡通路(ぺデストリアンデッキ)の分岐点となり、直進しますと屋根のある丸井側の連絡通路側、左方向に進みますとモディー・東急ツインズ側の連絡通路となります。
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どちらを通っても横浜線の町田駅・中央改札口に到着します。
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横浜線連絡通路の分岐点(左右どちらでもOKです)
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丸井側の連絡通路(直進)
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モディー・東急ツインズ側連絡通路(左回り)
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横浜線町田中央改札口
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小田急線と横浜線の町田駅はなぜ離れているの?
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地形の影響
横浜線は1908年(明治41年)に開通し、当初の駅舎は、現在の町田ターミナルプラザの付近にありました(当時は、市立中央図書館周辺が町田の中心地)。
小田急小田原線は1927年(昭和2年)に開通しますが、駅周辺は相模原台地と多摩丘陵の境目にあたり、地形は起伏に富んでおり、芹ヶ谷谷戸(芹ヶ谷公園)や丘陵を避けるため、玉川学園前~町田間で線路を北西に迂回せざる負えず、横浜線の駅舎と小田原線の駅舎を接続することが出来なかった様です。
また、小田急線の町田駅はB1F~11Fの駅ビルの2F~3Fの間にホームがありますが、駅ビルが傾斜地に建設されているため、玉川学園寄りのホームは地上でコンコースはB1となりますが、相模大野寄りでは、ホームとコンコースは高架になっていることから、起伏のある地形が伺えます。
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玉川学園前より見た町田駅のホーム
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町田駅北口の急坂
町田駅の相模大野駅寄りは急な下り坂になっている為、ホームとコンコースが高架しています。
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商店街の反対
小田急線と横浜線の町田駅は600mほど離れおり、ラッシュ時には乗り換客が走ったことから、中央通り・パークアベニュー通りは、「マラソン道路」「駆け足通リ」とも呼ばれていましたが、1980年の駅前再開発時に駅の利便性を図るため、横浜線の駅舎を小田急線との交差地点(現在の横浜銀行付近)に町田市が移設しようとすると、小田急線と横浜線の間にある商店は客足が落ちることを懸念して猛反対した結果、横浜線の駅を340mほど小田急線側に近づく折衷案で決着しました。
当初から懸念されていましたが、乗り換客が立ち寄らなくなった中央図書館付近や町田ターミナルプラザ寄りの商店街は、飲食店や高層マンションに変わりつつある様に思います。
モディ・東急ツインズ・ルミネ・丸井・ジョルナなどの商業施設はペデストリアンデッキから直接入店できますので、小田急線と横浜線の駅が多少離れていることが、町田駅周辺の賑わいに繋がっています。
以上、町田駅 乗り換え(小田急線~横浜線)でした。
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