シナモンパウダーと境界型糖尿病

セイロンシナモンパウダー
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目 次

1シナモンは世界最古のスパイスです

2シナモンの種類

3シナモンの効用

4シナモンの副作用

..4.1クマリンによる
…….肝機能障害の報告

..4.2クマリンの効用

5シナモンの摂取方法

..5.1管理人のケース

6シナモンが血糖値を下げる研究報告

7まとめ

1
シナモンは世界最古のスパイスです

シナモンは、クスノキ科の常緑樹で、東南アジアでは、ベトナム、インドネシア、ボルネオ、インド、スリランカ、ビルマなどの熱帯地域で栽培されています。

シナモンは、世界最古のスパイスの1つとも言われており、エジプトのパピルスや旧約聖書にも記述があります。

紀元前4000年頃のエジプトでは、ミイラの防腐剤としてシナモンの樹皮、枝・根・葉を利用しています。

ローマでも、「香油」の原料としてもシナモンが人気を博しており、お風呂好きで知られるローマ人ですが、入浴後に「香油」をに体に塗り込んでいたそうです。

エッセンシャルオイルと同様な使われ方をしており、香りを楽しみつつ、シナモンの「抗菌作用」で体の清潔さを維持していたとされています。当時から、シナモンの「抗菌作用」が広く知られていたのです。

また、ギリシャにおいて、シナモンの甘美な香りが愛情表現における高価な贈答品として、王侯貴族に重宝されていましたし、中国では、後漢時代(25~220年)に書かれた、中国最古の薬物書「神農本草書(しんのうほんぞうきょう)」の中では「桂心」として記載され、漢方薬として用いられていたことが分かっています。

日本には、奈良時代に漢方薬として中国から伝わり、正倉院宝物の中に「桂心」として奉納されています。樹木としては江戸時代になってから入ってきました。

シナモンは、アジアでは紅茶に加えますし、欧米ではアップルパイやシナモンロールなどのパン、アロマオイルとしても利用されていますね!

日本では、古くから「ニッキ」と呼ばれるシナモンがあり、「日本肉桂」というクスノキ科の樹皮や木の根やを使って、お菓子の八ッ橋や漢方薬に使われています。

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2
シナモンの種類

シナモンは、インド、スリランカ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、中国のほか、中東などの熱帯地域で主に栽培されており、大きく分けると「セイロンシナモン(スリランカ産)」と「カシア(ベトナム・中国産)」の2種類になります。

セイロンシナモンは上品で繊細な甘い香りがしますが、カシアは独特な甘みと辛みが混在した香りがします。 カシアはセイロンシナモンよりも、香りが強いのでアップルパイやシナモンロールなどのお菓子に良く使われています。

このため、
カシアも世界中で認知されており、セイロンシナモンとカシアを混同してシナモンと呼ばれているのが実情です。
「GABAN(ギャバン)」のシナモンパウダーはカシアになります。

 

左シナモン 右カシア

並べてみるとわかりやすいですが、左がセイロンシナモン、右がカシア。
セイロンシナモンはカーキ色で、カシアは、少し色が濃くなっています。
樹皮もカシアの方がセイロンシナモンに比べると厚くなります。

 

3
シナモンの効用

シナモンは、古くから薬としても用いられてきました。
シナモンの薬用効果は、研究によって科学的に証明されています。

血糖値を下げる効果は研究実験で確認できますが、シナモンに含まれる×××が、体内の○○○に作用した結果、血糖値が下がったと言える様なメカニズムの全ては解明されていない状況です。

 


血管を丈夫に新しくする受容体タンパク質「Tie2(タイツー)」を活性化させる効果

「Tie2(タイツー)」の働きが低下すると毛細血管に穴が生じたり、細くなって切れてしまうことがあります。血液を通じて体内の細胞に栄養分が運べなくるため、老化が促進されてしまうのです。

「Tie2(タイツー)」が活性化すると血行促進効果が期待されます。
・毛細血管の修復
・毛細血管の老化防止
・皮膚のシワ、たるみの予防
・頭皮の血行促進に伴う抜け毛予防
・高血圧の改善
・冷え性、むくみの改善


中性脂肪
コレステロールを下げる効果

・ダイエット効果

③血糖値を下げる効果

④抗菌作用・抗炎症効果
・各部のむくみを軽減する効果
・感染症を予防効果
・関節炎や痛風の症状を改善作用

上記の様な症状に効果があると言われています。

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4
シナモンの副作用

4.1
クマリンによる肝機能障害の報告

漢方薬や香辛料として幅広く利用されているシナモンですが、香り成分の1つである「クマリン」の過剰摂取により、肝機能障害が誘発されることが「ドイツ連邦リスクアセスメント研究所」から報告されています。

「東京都福祉保健局」2007年に行ったクマリン含有量の実態調査では、下記の様に記載されています。
ホーム » たべもの安全情報館 » 知って安心~トピックス~ »  シナモンを含むサプリメントの過剰摂取にご注意

 

クマリンの含有量

○シナモンスパイス
・セイロンシナモン……13.7ppm
・カシア…………….3,257.5ppm
○お菓子…………………19.7ppm
○サプリメント……….2,640ppm

ppmとは?
1kgの食品から1mgのクマリンを検出すること

 

上記の値から計算した
体重50kgの人の「1日許容量」

○シナモンスパイス
・セイロンシナモン…….364.6g
・カシア……………………..1.5g
○お菓子………………….253.3g
○サプリメント……………..1.9g

1日許容量とは?
人が一生涯にわたって摂取しても健康への影響がない一日当たり摂取量のこと

2006年の都民健康・栄養調査では「菓子類」28.4g、「香辛料+その他」0.3gですから、一般的な食生活を送られている方は、健康問題はありません。

シナモンサプリメントの場合は、記載された容量以上に摂取した場合、「1日許容量」を超過することもあります。

 

4.2
クマリンの効用

過剰摂取すると肝機能障害の副作用がありますが、クマリンとは、抗酸化物質のポリフェノール・フェノール酸系の香り成分です。

・抗菌作用
・抗血液凝固作用
・むくみの改善

クマリンは、血液の凝固を防いでサラサラにする作用がありますので、妊娠中の方は摂取を控えた方が良いと言われています。

胎盤は血液が凝集している状態ですから、クマリン摂取による流産の危険が生じることが理由です。

 

5
シナモンの摂取方法

東京都福祉保健局によると、カシアのクマリン含有量は、セイロンシナモンの238倍ですから、セイロンシナモンを選びましょう!

ただ、妊娠中の方はお医者さんと相談して下さいね!

また、抗凝血剤・血糖値を下げる薬を服用されている方はがシナモンを摂取しますと低血糖になる恐れもありますから、摂取は控えた方が良いと思われます。

シナモンはクスノキ科の常緑樹で、古来より葛根湯などの漢方薬、香料として使われていますから、安心して継続的に摂取できます。

 

5.1
管理人のケース

牧田善二先生の「糖尿病専門医に任せなさい(文春文庫)」の中で、境界型糖尿病の患者さんが1日3gのシナモンを摂取して血糖値を下げた記事がありましたので、管理人もさっそくネットで調べました。

のちほど紹介しますがアメリカにおいても、カシアが血糖値を下げる研究報告が記載されていましたし、クマリンの肝機能障害のことも分かりましたので、セイロンシナモンを通販で購入して、朝・昼・晩の食事前にティースプーン1/2、約1gを摂取することから初めました。

ティースプーンでシナモンを掬って口に入れ、水で飲むだけです、簡単ですよね!

2013年5月からセイロンシナモンを摂取して、効果が無ければカシアに切り替えようと考えていましたが、3ヶ月後の再検査で、空腹時血糖値が123mgから115mgに下がりましたので、現在でも継続してセイロンシナモンを毎日摂取しています。

1日2回(朝・晩の食事前)、3g×2回(ティースプーン山盛1杯)を定期的に摂取していますが、副作用などの問題はありません。

スイーツを食べる前にもティースプーン1/2杯を摂取しています。

 

6
シナモンが血糖値を下げる研究報告


アメリカ人医師のリチャード・A・アンダーソンの研究

アメリカの糖尿病協会の学術誌Diabetes Cara(2003年) アメリカ人医師のリチャード・A・アンダーソン研究室は、シナモンを1日1g服用すると糖尿病患者の血糖値・血中の脂質が低下したとの研究論文を公表しています。

2型糖尿病患者60人を1日1・3・6gのシナモン入りカプセルを服用するグループと小麦粉入りの偽薬カプセルを服用するグループに分け、40日間服用したところ、シナモンを服用したグループの血糖値が18~29%下がり、中性脂肪とコレステロール値についても改善したとの研究結果が報告されています。

シナモンには、「プロアントシアニジン」という成分が、体内のインスリンの働きを活性化するとされていますがが、研究結果は予想を超えるものとなりました。

 


日本大学生産資源科学部の研究
シナモンによる血糖値改善メカニズムの全ては解明されていませんが、日本大学生産資源科学部生命科学科・養生理化学研究室で、シナモンの糖尿病改善メカニズムのを研究しています。

論文の中では、「シナモン熱水抽出物は脂肪細胞や筋管細胞において、インスリン非依存的に細胞内への糖の取り込みを促進すること」 と記載してあります。

このことは、シナモンがすい臓に働きかけてインスリンの分泌量を増やして血糖値を下げているのではなく、シナモンが「インスリンの抵抗性」を改善して血糖値を下げていると記載されています。

大学院応用生命科学専攻 陈 静璇(チン セイセン) さんが「第21回日本フードファクター学会大会」において、香辛料や漢方に広く用いられているシナモンの抗糖尿病作用について明らかにしましてJSOFF2016YIAを受賞しています。

インスリンの抵抗性とは?
すい臓から分泌されているインスリンが何かしらの原因で正常に機能できない状態。
筋肉や肝臓、脂肪脂肪等にブドウ糖をスムーズに取り込めなくなるため、血糖値が下がらずに糖尿病発症の原因に繋がります。

 


米農務省の研究

米農務省の研究グループは、シナモン(ニッキ)は血糖値抑制に有効性を発揮すると報告しています。 シナモンに含まれる methylhydroxy ohalcone polymer(MHCP)が、脳・血管・筋肉などのブドウ糖代謝率を高め、血糖値の正常化を図ることがわかりました。
インスリンのグルコースの代謝を20倍にすると発表しています。

7
まとめ

薬以外に血糖値を下げる方法としては、えごま油(しそ油)・サプリメント・最近ではブロッコリーなどが有名ですが、えごま油(しそ油)・サプリメントなどはお値段が張りますし、ブロッコリーを毎日食べることも出来ませんから、管理人はセイロンシナモンの摂取がお手頃と考えています。

最高級のセイロンシナモンではなく、お安いのでOKです。
シナモンパウダー オーガニック 500g (セイロンシナモン)2,100円を購入しています。
1日6gで計算しますと83.3日・1日25.2円、誰でも安心して継続できますよね!


食後に血糖値が跳ね上がりますから、朝・昼・晩の食事の前に摂取すると効果があります。
初めての方は、体質もありますから、食事前にティースプーン1/2、約1gから様子を見てくださいね!

〇関連記事の内部リンク
になります
別窓で開きます。

「血糖値の無料チェック方法は?」

 

以上、シナモンパウダーと境界型糖尿病でした。

 

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