花粉症で日常生活にお困りの方は「相模原病院」に行きましょう!

たわわなスギ花粉

目 次

花粉症の症状

花粉症とは?
..2.1 花粉症とは
..2.2 花粉症を発生するまでの流れ
..2.3 花粉症が増加している理由は?
..2.4 
花粉の種別と飛散時期

日常生活における花粉対策!
..3.1 
外出~帰宅時
..3.2 室 内
..3.3 就寝時
..3.4 日常生活

一般医療機関の治療はどの様に?
..4.1 
花粉症の診断
..4.2 花粉症の治療
……4.2.1 薬物療法(対処療法)
……4.2.2 
レーザー手術(対処療法)
……4.2.3 アレルゲン免疫療法
…………..(根治療法)

相模原 花粉症 病院のまとめ
..5.1 
病院の特徴
..5.2 診療科はどこに行けば良いの?
..5.3 相模原病院アクセス


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花粉を飛散させるスギやヒノキの生育状況は、前年の気象条件によって大きく影響されます。

前年の6月~8月頃に「気温が高い」「日照時間が多い」「降雨量が少ない」の三拍子が揃いますと、花芽(はなめ)が多くなり、翌春の花粉飛散量が増大します。

「日本気象協会」は2019年の花粉予想を下記の様に発表しています。

3月には、各地でスギ花粉の飛散ピークになると予測

スギ花粉(東京)のピークは、3月上旬~4月上旬で多く飛ぶ期間が長い

ヒノキ花粉(東京)のピークは、4月上旬~中旬

例年より花粉の飛散量は多いが、広い範囲で前年並みか少ない

2月中旬頃 ~ 九州・四国・東海・関東の一部地域から花粉シーズンがスタート


町田・相模大野(駅)周辺には商業施設が立ち並んでいますが、少し奥に入りますと 「奥相模湖」「相模湖」「津久井湖」「宮ヶ瀬湖」「丹沢湖」やまなみ五湖の水源がありますし、津久井地区の南西部は「丹沢大山国定公園」にも指定されています。

スギ花粉が社会問題となっている大きな要因は、1941年(昭和16年)に勃発した太平洋戦争によって大量の木材が軍需物資として消費された上、米軍の空爆により主要都市が焼失したことで莫大な木材需要が発生し、山林から大量の木材が伐採され戦後の復興に利用されました。

1950(昭和25)年には、伐採に伴う山腹崩壊などの対策として「造林臨時措置法」が制定され、成長の早い杉(すぎ)や当時・珍重(ちんちょう)されていた檜(ひのき)が伐採跡地に植林されたことに起因します。

町田・相模原(市)及び周辺地域には、おびただしい数のスギの木が植えられており、都心と比較して飛散する花粉の量も多くなります。

花粉症に関する詳細情報と、町田市・相模原市および近隣に住まわれている方で、花粉症でお困りの方に「相模原病院」( 正式名:独立行政法人国立病院機構相模原病院 )の取り組みについて紹介しています。

花粉症の症状

一般的な花粉症の症状
・眼のかゆみ
・目の充血
・涙
・連続したクシャミ
・さらさらした水の様な鼻水がでる
・鼻が詰まる

花粉の症状がひどくなると
・咳
・のどや皮膚の痒み
・頭 痛
・倦怠感
・微 熱
・不 眠
・下 痢
・食欲不振
・体の火照り

花粉症がひどくなると、肉体的・精神的にもダメージを受けてしまい、生活の質(QCL)が損なわれ日常生活に支障をきたす様になります。

上記以外の症状で「咳」「たん」「発熱」「黄色い鼻水」の症状がある場合は「風邪」であったり、花粉症と風邪を併発している場合もありますから注意が必要です。

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花粉症とは?

・1
花粉症とは

花粉症はのアレルギー性疾患の一つです。
目、鼻、口を通じて入った花粉に身体が反応します。

体内に入った花粉を「異物=敵」として認識し、敵から身体を守ろうとして起こるのが花粉症の症状で「免疫反応」と呼ばれます。

花粉が体内に入ると「クシャミ」「鼻水」「涙」で体外に排出したり、鼻詰まりを起こして体の中へ花粉の侵入を阻みます。

一般的な免疫反応は私たちの身体を守ってくれますが、過剰な
反応になりますと日常生活に支障を来たす様になります。

身体に対してマイナスに働く免疫反応が花粉症(アレルギー)なのです。

・2
花粉症を発生するまでの流れ

花粉が体内に入っても、直ちに花粉症になることはありません。

アレルギーが生じる遺伝子的な因子が無ければ花粉症にはなりません。

目、鼻、口などから体の中に花粉が入ると、アレルギー因子を持った人は、体内で花粉( 異物=敵 )に対抗するために IgEと呼ばれる抗体を作ります(花粉によって種類が異なった抗体となる)。

抗体(こうたい)とは?
病原体などの異物が体内に侵入した時、特異的に反応する物質として体内に生ずる免疫体( めんえきたい:病原体などの活動を抑止して無害化する特殊な物質 )のこと。

個人差により発症期間までの違いがありますが、数年に渡たり花粉を浴びた結果、体内にIgE抗体が蓄積され特定のレベルに達すると、アレルギー反応を発症する感作(かんさ)状態となり、次に花粉が体に入った時、アレルギー反応を起こす「ヒスタミン」などの化学物質が分泌され、花粉症を発症します。

今年から急に花粉症になりましたと言われる方は、体内に蓄積されていたIgE抗体が一定量に達したため花粉症となったのです。

・3
花粉症が増加している理由は?

様々な可能性が指摘されていますが、主として下記理由とされています

  • 戦後、大量に植林されたスギが伐採されずに、花粉を出す開花適齢期を迎え大量の花粉が飛散するため
  • PM2.5などで汚染された大気中の微粒子が花粉症の発症を促進していると言われています
  • 舗装道路に落ちた花粉が風などで再び舞い上がる
  • 以前と比較して「高タンパク」「高カロリー」「高脂肪」食生活習慣の定着
  • 不規則な生活( 睡眠不足 )
  • ストレスの多い生活

・4
花粉の種別と飛散時期

原 因
植 物

飛散月

分 布
ス ギ 2~04 本州、四国、九州
ヒノキ 3~04 福島以南、四国、九州
イネ科 5~10
ハンノキ 1~04 全国
シラカバ 3~06 北海道、本州中部以北
ブタクサ 8~09 全国
ヨモギ 9~10 全国
カナムグラ 8~10 全国


日常生活における花粉対策!

・1
外出~帰宅時

  • 帽子、花粉遮断メガネ、マスクの着用
  • 晴れた日や風の強い日の外出は控える
  • ポリエステルやナイロンなど表面がツルツルして花粉が落ちやすい素材の服を着用
  • 帰宅時には、衣服についた花粉を払った後に部屋に入る
  • 体に付着した花粉を「うがい」「手洗い」「洗顔」で洗い流します
  • 生理食塩水(塩水0.9%程度)を用いた「鼻うがい」も効果的です

・2
室 内

  • ドアや窓を閉めて花粉の侵入を防止する
  • 換気は、風が当たらない窓を細く開け短時間に留める
  • 掃除はこまめに、窓際とフローリングの床は拭き掃除をすると効果的
  • 洗濯物の外干しは控え、室内干しや乾燥機を利用します
  • 空気清浄器の活用

・3
就寝時

  • 充分な睡眠をとる
  • 布団を外干しせずに布団乾燥機を活用
  • 就寝する前に入浴やシャワーを浴びて花粉を洗い流します
  • 加湿器を回します

・4
日常生活

  • バランスの良い食事を摂取する
  • コンタクトは控えてメガネを使用する
  • ストレスを溜めない
  • 過度な飲酒および喫煙を控える
  • 花粉が多量に飛散する前(2週間ほど)から予防薬を使用する

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一般医療機関の
治療はどの様に?

・1
花粉症の診断

花粉症を発症しているのか、それ以外の症状なのかを初めにチェックします。
医師が花粉症と判断すれば、アレルゲンとなる花粉は何かを検査します。

皮膚反応検査
皮膚の表面を、花粉症の原因とされる花粉エキス(スギ、ヨモギ、イネ、ダニ)で刺激し、その反応結果を見る検査
皮膚が赤く腫れた花粉エキスがアレルゲンになります

血中IgE検査
血液検査によって、御自身のアレルゲンとなる抗体を明らかにします

鼻粘膜誘発テスト
原因と考えられる花粉エキスを鼻の粘膜に貼り、クシャミ・鼻づまりなどの反応をみる検査

上記の検査でアレルゲンを特定します。
医師は問診による症状やアレルゲンの検査結果を考慮して、御自身に最適な薬を処方します。

保険適用(3割負担)での検査代目安:5,000~6,000円になります


・2
花粉症の治療

医療機関での治療法には、花粉症の症状を薬で和らげる対症療法と、根治を目的とした免疫療法があります。

対処療法
・内服薬
・点鼻薬
・点眼薬
・レーザー手術

免疫療法
・アレルゲン免疫療法

・2・1
薬物療法(対処療法)

基本的な花粉症治療は、薬を使った対処療法で「症状の出現を遅らせる」「飛散量の多い時期に症状を軽くする」ことを目的としています。

下記は全て保険適用(原則3割負担)になります。
薬剤(経口薬、点眼薬、点鼻薬など)を2ヶ月使用。
再診料なども含め、7,000円~12,000円程度かかる様(2019年)。

抗ヒスタミン薬
体内で分泌される「ヒスタミン」の働きをブロックし、クシャミ・鼻水・鼻づまりの症状を抑えます。

最近では、眠気や口の渇きなどの副作用を軽減したヒスタミン薬が用いられます。

抗ロイコトリエン薬
「ロイコトリエン」は、血管を拡張させて(鼻の粘膜が腫れ、鼻づまりを起こさせる)アレルギーを起こす化学物質です。

ロイコトリエンの働きを抑制する抗ロイコトリエン薬は鼻づまりが強いときに処方され、抗ヒスタミン薬と合わせて処方されることが多い。

鼻噴霧用ステロイド薬
くしゃみや鼻水などの症状が強いときに処方されます。

ステロイド系ですから、副作用が強いという印象があるかもしれませんが「鼻噴霧用ステロイド薬」は鼻だけに効くようにつくられているため、副作用も限定的です。

:ステロイドとは?
副腎(ふくじん)から作られる副腎皮質ホルモンの一つ。

ステロイドを薬として使用すると、体の「炎症の抑制」「免疫力の抑制」をする作用があり、あらゆる疾患の治療に使用されますが 副作用を考慮し、短期間の投与に限定しての服用が基本になります。

眼のかゆみ・目の充血など
・点眼用抗ヒスタミン薬
・点眼用遊離抑制薬 
・点眼用ステロイド薬

点眼用遊離抑制薬とは?
肥満細胞から「ヒスタミン」「メディエーター」などのアレルギー物質が遊離するのを抑制する薬で(経口薬、点鼻薬、点眼薬)があります


・2・2
レーザー手術(対処療法)

薬を使った鼻づまりの治療で効果が得られない場合、鼻の粘膜に麻酔をかけレーザーで粘膜を焼いてアレルギー反応を抑える手術で保険が適用されます。

花粉症の薬は副作用で眠気がでることがありますが、レーザー手術はその心配はありません。

治療にかかる時間は、治療前の処置を含めておおむね30分、炭酸ガスレーザーを使用しますので、出血、痛みはほとんど有りません。

レーザー治療は根治療法ではありません。

個人差がありますが、通常約2年間程は効果が持続しますが、効果がなくなってきた場合には再治療が可能です。

健康保険が適応され、
初診時2500~4500円程度
レーザー手術時は9,000円~10,000円程度
(3割負担の患者さんの場合)となります。

・2・3
アレルゲン免疫療法(根治療法)

花粉症の原因物質(アレルゲン)を少しずつ体内に吸収させ、抗原に対する反応を弱め体質改善を促す療法です。

抗原を注射する「皮下免疫療法」と舌裏の粘膜から吸収させる「舌下免疫療法」があります。

伴に保険適用ですが「皮下免疫療法」は通院して注射をするため、
毎日一回スギ花粉のエキスを舌の裏から吸収させる「舌下免疫療法」が人気があります。

ただ、スギ花粉の治療の場合、花粉が飛散する3ヶ月前からの治療が必要です。

花粉が飛びはじめてから治療を開始すると、アレルゲンとの接触量が増えるため。
毎年11月以前の治療開始が望ましい

舌下免疫療法も経過の観察のために通院が必要ですが、根治治療( 個人差がありおおむね70%の方が完治 )として注目されています。

対象は12歳以上で、治療期間は2年~3年。

皮下免疫療法(3割負担)治療費目安
1回につき 約600円(調剤薬局での処方薬がない場合)
最初は毎週の診察となります
一か月 約2400円:初年度(年間)約23,000円

2年目以降は1~2ヶ月の通院になることが多いので
年間約3,600円~7,200円

舌下免疫療法(3割負担)治療費目安
1回につき
:クリニック 約600円
:調剤薬局  約1,700円~約2,200円
月一回の受診になりますので、
クリニック + 調剤薬局
:一か月 約2,300~2,800円
:年 間 約30,000円前後

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相模原 花粉症 病院のまとめ

・1
病院の特徴

リウマチ・アレルギー疾患に関する国内の基幹医療施設とされています

2005年(平成17年度)厚生省労働省のリウマチ・アレルギー対策委員会報告書において、相模原病院は、国内のリウマチ・アレルギー疾患に関する診療・臨床研究の基幹施設として位置づけられています。

臨床研究センターでは、診療部各科との連携の下、各種疫学調査研究、診断・治療法の開発、花粉・カビなどのアレルゲンモニタリングと各種関連情報に加え、得られた研究結果を国内外の学会・論文で情報発信しています。

国立病院機構相模原病院臨床研究センターの特徴の1つは、新規研究の成果が、すぐに日常診療に活かすことができるということです。

食物アレルギー、薬物アレルギー、気管支喘息、アレルギー性鼻炎・花粉症、アトピー性皮膚炎、その他の稀なアレルギー疾患及び関節リウマチや膠原病、等についても種々の検査を実施し、適切な治療法を確定します。

独立行政法人国立機構 相模原病院 > 病院のご案内 > 病院の特徴  > 臨床研究センター


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・2
診療科はどこに行けば良いの?

受診される方
水曜日(検査日)除く、月曜日~金曜日の8:30~11:00が受付時間です。

できるだけ、現在おかかりの医療施設の紹介状をご持参下さい。

国立病院機構相模原病院では、アレルギー疾患に関して耳鼻いんこう科、皮膚科、眼科と協力して診断、治療を行っております。

症状が鼻症状のみ(鼻炎・副鼻腔炎など)・眼症状のみ(結膜炎など)・皮膚のみ(じんま疹など)でしたら、まず耳鼻いんこう科、眼科、皮膚科を相談されることをお勧めいたします。

どの診療科にかかればよいかわからない場合は、アレルギー科へご相談下さい。

紹介状をお持ちでない方や医師の指定がない紹介状をお持ちの方は、当日担当医のうち対応可能な医師が診察いたします。

花粉やダニなどの吸入性アレルゲンによる症状がある場合には適応に応じて、アレルゲン免疫療法を行っておりますので希望される場合はご相談下さい。

独立行政法人国立機構 相模原病院 > 診療科の御案内 > アレルギー科

・3
相模原病院アクセス

名 称:独立行政法人
………. 国立病院機構相模原病院
所在地:神奈川県相模原市南区桜台18-1
TEL:042-742-8311
駐車場:
約300台
駐車料金は30分まで無料
以後60分毎に100円の料金
アクセス:
小田急小田原線
小田急相模原駅北口下車
小田急相模原駅より1.1km
横浜銀行を左手に直進
徒歩約10分

相模原病院アクセス


相模原病院では、1965年に日本で初めてスギ花粉の飛散量調査を開始して以来、今日も新病棟屋上にて観測を継続しています。
1976年には、リウマチ、アレルギー疾患の臨床研究部を設置しています。

また、1999年 3月には、国から政策医療の免疫異常(リウマチ、アレルギー疾患)分野における高度専門医療施設(準ナショナルセンター)に指定され、神奈川県内をはじめ、全国から多数の患者が訪れます。

リウマチ、アレルギー疾患(花粉症含む)の治療に関しては、国内でトップクラスです。

 

以 上
「花粉症で日常生活にお困りの方は「相模原病院」に行きましょう!」でした。

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